当法人の事業は、精神科病院で孤立化しやすい入院者が自らの意思を表明できるように支援し、外部との交流を可能とするアドボケイト活動です。当事者から利用料を得られるものではなく、本来であれば、諸外国のように、国の政策としてアドボケイト制度を導入すべき活動支援についてです。今般の精神保健福祉法改正においてアドボケイト（代弁者）制度の導入が検討されていますが、医療保護入院において、市長同意をした場合に限定されている上、現段階では何ら公的助成はありません。当団体は医療保護入院における市長同意に限定せず、精神科病院に入院している入院者すべてを対象とし、幅広いアドボケイトを養成し、アドボケイト活動を行うべきだと考えています。当法人は、今後活動を継続できる組織の基盤をつくるため、岡山市より「入院者訪問支援事業」を受託することを予定にしていますが、本活動は始まったばかりであり、財政基盤は脆弱と言わざるを得ません。そのため、当法人の活動に賛同いただけましたら、賛助会員・寄付をお願いする次第です。
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